千賀滉大投手の年俸推移とソフトバンクの育成力

千賀滉大投手の年俸推移とソフトバンクの育成力

常勝軍団のソフトバンクで千賀滉大投手は無くてはならない存在です。

元々は育成契約のさらに下位の4位指名で入団しました。

 

しかし千賀滉大投手は、育成から支配下登録を勝ち取り、1軍にも上がってエースにまで上り詰めました。

契約金も無く支度金として300万円、年俸270万円、背番号120からスタートしたわけです。

 

それが入団から、たった8年目で1億円プレーヤーですからね。

まさしくシンデレラドリームです。

今回は、そんな千賀滉大投手の年俸推移と育成出身者が多く活躍するソフトバンクの育成力について紹介します。

 

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千賀滉大投手(ソフトバンク)年俸推移

愛知県出身の千賀滉大投手は、蒲郡高校から2010年に育成ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団しました。

契約金:無し
※支度金:300万円

年俸:1500万円

で合意して契約しました。

 

1年目から8年目までの年俸推移

年度入団年俸差額年齢
2018年8年目1億2500万円6000万円25歳
2017年7年目6500万円4000万円24歳
2016年6年目2500万円23歳
2015年5年目2500万円-800万円22歳
2014年4年目3300万円2650万円21歳
2013年3年目650万円210万円20歳
2012年2年目440万円170万円19歳
2011年1年目270万円18歳

千賀滉大投手の年俸推移を見ると1年目は育成契約なので、もちろん安いですね。

270万円なので月給に直すと22万5千円です。

プロ野球選手でありながらサラリーマンの初任給並みの給料からスタートしました。

 

2年目の2012年は、開幕から2軍の先発ローテーションとして結果を残し、4月23日には早速、支配下登録されました。

ただ1軍での登板は2試合だけで、後はウエスタンリーグでの先発が主だったんですよね。

しかし2軍戦では最優秀防御率のタイトルを獲得するなど大活躍。

その結果、年俸は3年目で650万円まで上昇しました。

 

3年目の2013年のシーズンは、千賀滉大投手にとって飛躍の年になりました。

先発から中継ぎに配置転換になったんですが登板51試合、防御率2.40、1勝4敗、ホールド17、HP18、セーブ1という成績。

 

その間にセットアッパーとして27登板試合連続無失点を達成。

救援投手による公式戦連続無失点イニング(34回3分の1)のパリーグ・タイ記録。

監督推薦選手として初めてオールスターゲームにも出場したんですよね。

そして年俸推移は、大幅増の3300万円になりました。

 

2014年のシーズンは、さらなる飛躍が求めらるシーズンだったが春季キャンプから調整不足。

開幕後は、点差とは関係ないところでの救援が続いたが5月に1年ぶりの勝利を挙げたときに右肩の違和感が発生。

 

検査の結果は「疲労」という診断だったが結局、2014年は復帰することが出来ずにレギュラーシーズンが終わってします。

その結果、年俸推移もはじめてのダウン提示(2500万円 )を受ける。

 

2015年のシーズンは、本人の希望する先発として調整、開幕は2軍で向かえずっと好投を続けていたんですよね。

ただ、この年のソフトバンクは投手陣の層が厚すぎた。

1軍では攝津、スタンリッジ、中田、大隣、武田が不動のローテーションピッチャーだったので故障が無い限り上がれない。

 

2軍でも千賀投手だけじゃなく、バンデンハークや東浜巨投手も、ずっと好投しながら1軍に上がれない状況でした。

やっと1軍からお呼びが、かかたのが8月18日になってからです、ずいぶん待たされました。

 

で、一軍では自身3年振り、しかも一軍の先発登板としては自身初の勝利をあげました。

2軍ではずっと好成績だったんですが、1軍では登板4試合で2勝1負という結果だったので2016年の年俸は現状維持になりました。

 

僕の感想としては、千賀投手が先発にこだわらず、中継ぎでもOKということなら1軍での登板も多かったと思います。

どうしても先発投手というのは、人数に限りがあり5~6人ですからね。

 

当時の先発投手の誰かと代わっても十分戦えたと思いますが、それだけソフトバンクの層が厚かった。

となると若手の千賀投手より、実績のある投手と当時新監督の工藤監督は決めたんだと思います。

 

2016年のシーズンは、開幕から先発ローテーションを守り、8月6日に負けるまでオール先発で8連勝をマークしました。

育成ドラフト出身投手のオール先発で10勝

パリーグの育成ドラフト出身での10勝

 

これは、いずれもはじめての記録だったんですが最終的には12勝3敗、防御率2.61という好成績を1軍の試合で達成しました。

このような結果から、伸び悩んでいた年俸推移も、また一気に6500万円まで大幅増となりました。

 

2017年シーズンの千賀投手投手は、お化けフォークを武器にさらに成績を伸ばし13勝4敗、防御率2.64をマーク。

この年は自身初の最高勝率のタイトルも獲得しました。

また、日本シリーズにも先発登板したんですが、これは育成出身の開幕先発投手は日本シリーズ史上はじめてであり、この試合は自身初のポストシーズン初勝利でした。

 

年末の契約更改交渉では、とうとう大台に乗り、年俸1億2,500万円と大幅増になりました。

千賀滉大投手の年俸推移は、8年で一気に1億円越えを果たしたんですね。

1年目はサラリーマンと変わらないのに・・・

やっぱりプロ野球選手って夢がありますね。

 

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千賀滉大(ソフトバンク)2019年の年俸予想

3年連続でソフトバンクの先発投手として活躍している千賀滉大投手。

2018年の成績は、先発22、防御率3.51、勝利13、敗戦7という内容でした。

最高勝率を獲得した前年と比べて勝利数は同じなんですが黒星が3つも増えています。

 

防御率も1割近く悪くなってしまいました。

投球内容を見ると奪三振は増えているんですが、ファーボールも多くなっているんですよね。

細かい制球が定まらなくて打たれるか、四死球を与えてる感じです。

 

エースの千賀投手の勝ち星は同じなんですが、負けが多いというのがレギュラーシーズン2位で終わった要因のひとつではあるでしょう。

ただ、最終的には日本シリーズで勝って日本一になりましたらからね。

結果オーライなところはあります。

 

レギュラーシーズン2位だけ、で終わるのと日本一になったのでは、千賀投手の年俸にも大きく左右すると思うんですよね。

なので年俸予想としては、前年のように大幅増は無いと思いますが、下がることも無いと思います。

ということで千賀滉大投手の2019年の年俸は1億5000万円と予想します。

ソフトバンクの育成力の強さ

育成契約投手で最初に有名になったのは、巨人の山口鉄也投手だと思います。

育成契約で入団してプロ野球史上初となる200ホールド。

9年連続60登板のプロ野球記録など、まさに育成の星でした。

 

ただ今の巨人では、育成選手が育たない、というより生え抜き選手が育たないという感じです。

それは選手が悪いんじゃなくて、フロントが悪い。

というか今で言えば原新監督が悪い。

 

いくら小林捕手が期待通り育たないとはいえ、炭谷を獲る必要な無いと思う。

炭谷も本当に試合に出たいなら巨人じゃなく他の球団に行くべきだったと思うんですよね。

巨人はFAでガンガン獲得するから生え抜きは育たない。

かといってFAで獲得した選手が、すごく活躍するかと言えばそんなことは無い。

 

せっかく巨人も昨年は、それに気が付いたと思ったけど、原体制になってまた元に戻ってしまったよね。

まったく真がブレている。

 

その点、ソフトバンクホークスは、FA獲得と自前の選手のバランスが丁度良い。

というか自前の選手は、ドラフト上位が活躍するのは当たり前だけど育成出身選手が活躍するのには驚かされる。

 

千賀滉大投手が入団した2010年のドラフト会議。

ドラフト2位指名は、今や球界を代表する柳田悠岐選手です。

でも、まあこれは2位指名ということもありある意味、予想通りの活躍です。

 

しかしそこから何分も後に発表される育成選手。

  • 育成4位に千賀滉大投手
  • 育成5位に牧原大成選手
  • 育成6位に甲斐拓也捕手

ホント育成契約の中での下の3人です。

 

それが数年後には開幕投手であり、甲斐捕手は日本シリーズMVPですからね。

牧原選手も今年は1軍で活躍しています。

 

ちなみに、この年のドラフト1位指名が日本ハムの斎藤佑樹投手でした。

ただ競合して敗れたので、外れ1位は山下斐紹捕手。

でも結果的に、捕手争いは育成最下位の甲斐拓也捕手がドラフト1位の山下斐紹捕手に勝ってしまったということです。

 

プロ野球の世界って入ってしまったら順位は関係ないというけど実は入団当初は関係あります。

ドラフト1位は目をかけられるし、育成選手はとりあえず3軍スタートですからね。

そこから1歩ずつ段階を踏まないといけないので1年目に即1軍は難しいです。

 

ただ、千賀投手のように2年目で支配下登録という選手はいますが、かなり早い方でしょうね。

実はソフトバンクは、他球団では考えられないくらい2軍施設が充実しています。

さすが孫オーナーというか必要なものはすべて揃えているようです。

 

その中で選手たちは、競争してまずは1日も早く支配下選手登録を目指します。

ソフトバンクは、育成から1軍に上がって活躍する選手が多いので、まだ育成段階の選手には希望が持てるんですよね。

 

選手のやる気を引き出し、成長させるたのものはすべて揃える。

それがソフトバンクの育成力の強さだと思います。

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最後に

今回の記事は「千賀滉大投手の年俸推移とソフトバンクの育成力」でした。

今まで僕もいろんな育成選手を見ているんですが思ったことがあります。

どういうことかというと高校時代、無名な選手は育成契約するパターンが多いですね。

甲子園には出ていない。

学校自体が、あまり野球で有名な高校では無い。

ひとりの選手だけがずば抜けた才能才能がある。

 

こういう時ってプロ野球のスカウトって気が付かないケースが多いんですよね。

千賀投手もそうだし、育成ドラフト6位の甲斐拓也捕手もそうです。

 

結局、周りの誰かが、どの高校に良い選手がいるので見てやってくれってスカウトに人に紹介するんですね。

そうやって入団してくるのが高卒の育成契約の選手が多いような気がします。

 

高校時代に甲子園に出たとかの実績が無いし、超有名だったわけでも無いのでさすがにドラフト上位は球団も指名するのは難しいですからね。

 

しかし、そうやって金の卵は見つかるんですね。

でも、育成契約でも、モノになるかどうかは球団の教育次第。

それが上手なのがソフトバンクなんですよね。

 

 

 

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